2017年04月26日 /
徳島産の藍を今に継承する場所。
それが北の大地、北海道!!
南は沖縄、北は北海道まで藍のあるところならどこまでも旅を続けます。
この日は素晴らしい藍色の空が広がりなんとも藍探索日和。
北海道の広大な大地に広がる青空はなんとも綺麗なものでした。
今回訪問したのは、北海道の伊達市。
皆様はご存知でしょうか?
実はタデ藍の収穫量日本一の徳島県に次いで、2位は北海道。
それも伊達市の藍農家である篠原家だけで、なのです。
北海道における藍の栽培の始まりは、1874年(明治7年)に遡ります。
当時北海道への入植者が徳島産の藍を持ち込み、
徐々に道内各地で栽培がおこなわれていったそうです。
札幌市の北区にある「あいの里」という地名もその昔、
藍の栽培が盛んだったことに由来するそうです。
ただ、現在まで藍栽培を継承するのは先の篠原家のみ。
そしてみてくださいこの素晴らしく広がる藍畑の美しさ。
こちらは篠原さんの藍畑。
手に入れた情報を元に実際に見学しに行ったのですが、
なんとも北海道らしい青空が映える絶景。
まさに至福のひととき……。
現地の皆様は、突然の訪問にも関わらず畑仕事の手を留めて
楽しいお話をたくさんして下さいました。
そして、伊達市の「藍工房黎明観」に到着。
「藍工房黎明観」さんでは藍染め体験も可能です。
ハンカチやストール、Tシャツなどオリジナルの藍染めアイテムを
ご自分で作られてみてはいかがでしょうか?
当日は、海外からのお客様も多数、藍染め体験をされていました!
伊達市にお立ち寄りの際は是非とも挑戦してみて下さいね。