2017年05月26日 /
藍を訪ねてとうとう…台湾に行ってまいりました!
少し前のことになってしまうのですが初めての海外進出です…
台北から約一時間半程度「三峡」という地域に藍染の博物館のようなものがある
という情報を聞きつけ地下鉄とタクシーと乗り継ぎ
いざ「三峡」へ…
運転手さんには「インディゴ ミュージアム」と一言告げ現地に向かいました。
出発前日本語しか話せない私には不安しか有りませんでしたが、
藍に関する貴重な情報を入手できる為なら、不安もいつしか楽しさに変わっておりました。
到着したところはレンガの街並が残る古い都市でした。
青空に映えるレンガの街並みがなんともおしゃれです。
海外に来た事を更に実感致しました。
そんなレンガ街から歩くこと5分ついに到着しました。
「三峡藍染展示中心」
住所:新北市三峡区中山路20巷3銃TEL :02-2671-2608
藍染の旗がたなびき、藍甕らしきものも見えます。
中に入ると藍の種類の説明や染色方法、藍染の歴史、作品などが並んでいます。
売店には藍の茎のお茶や藍の石鹸等も売られていて染以外の藍文化があることを確認できました。
そうこうしていると現地の方が「近くの小学校に案内してくれる」とのこと。
右も左も分からない私にとっても優しく声をかけて下さいました。
台湾の方はどなたも優しい方ばかり、癒されました。
そして車で数分のところにあるその小学校は、
レンガ街とは対象的で近代的建物!!
こんなところに藍染め?っと思っていたのですが、
なんと地元の伝統を受け継ぐということで藍染め専用の教室
まで設備されているという徹底ぶり、
日本と同じように伝統産業として認知されてはいるものの継承には苦労をされているとのこと。
ここ台湾にも確かに藍の文化が根づいていました。
ちなみに台湾の藍は、「キツネノマゴ科」の琉球藍。
現地では馬藍と言われていました。