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歌舞伎の世界でも愛されている藍

2017年04月19日 /

 

『伊勢音頭恋寝刀(いせおんどこいのねたば)』は、

1796年に大阪で初演された歌舞伎の演目。

徳島城下の藍玉屋・北六が熱をあげる遊女・お紺とのを描いた物語です。

 

歌舞伎では役柄にあわせて顔を塗る「 隈取 」という化粧法がありますが、

藍を使った「 藍隈 (あいぐま)  という化粧法も存在します。

藍隈は藍色で顔を塗るため、冷酷な敵役などに使われる隈取なのだとか。

怨霊や公家悪など不気味な役柄に使われているそうです。

逆に画像のような「 紅 」を使ったメイクは「 正義の証 」なのだそう。

パッと見てわかりやすいのが良いところですね…

日本の伝統的な「歌舞伎」の世界でも古くより藍が活躍しているとは…

驚きでした。

歌舞伎という伝統を通じて世界の方にももっと日本の藍を広めたいと思います!